第71章 はろうぃん
〜 台所 〜
私は台所へと訪れた
すると、台所には既に誰かが立っていた
……光忠…?
いや、違うな…誰?
仮装をしているせいか、誰だか検討がつかずに私はそっと近づいた
するとその人物はゆっくりとこちらを見た
『……フランケン……?』
小豆「ははっ、わたしだぞ」
『……えーっと、小豆?』
小豆「うん、そうだな」
小豆……最初に会うのが新刀剣男士とか!
それにしてもフランケンの仮装似合ってるなぁ……イケメンフランケンだ……
そう思って見とれていれば、小豆は私に目線を合わせてきた
小豆「きみは、ずいぶんとかわいいかっこうをしているな」
『へ?あ、これは……その…』
小豆「かわいらしくて、にあっているよ?わたしもいつのまにかこんなかっこうになっていてね…」
『あ、小豆も似合ってる…!かっこいいよ!』
小豆「ほんとうかい?それはうれしいな」
『それにしても、台所で何してたの?』
小豆「あぁ。きみがはろうぃんだといっていたから、ちょっとしたすいーつでも作ろうかと思ってな」
『スイーツ!?作れるの!?』
小豆「もちろん。すいーつつくりならまかせてくれ」
スイーツ男子きたぁぁぁあ!!!!
料理上手が増えて主嬉しい……!!
あ、これはトリックオアトリートしなくては!
『小豆!トリックオアトリート!』
そう言って右手を差し出せば、小豆は微笑みながら手の上に作ったであろうどら焼きをそっと置いてくれた
小豆「さっきできあがったばかりだぞ。たべてみてほしいな」
小豆の言葉に、私はどら焼きを一口食べた
『ん、美味しい……!!』
小豆「はっはっ、くちにあったようでよかったよ」
『あ、私もクッキー作りたいんだけど手伝ってくれない?』
小豆「うん、おやすいごようだ」
私はたくさんクッキーを作るの為、小豆に手伝ってもらうことにした