第4章 バレー部へ
ネットは張ってあるけど誰もいない。
私「研磨」
研磨「...なに?」
私「ポジションは?」
研磨「セッターだけど」
私「なら、トスあげて」
研磨「......いいよ」
足元に1つ落ちてたボールを拾う。
バシンバシンと
打ち付けばその感覚に笑みが零れる。
私「行くよー!」
研磨「...うん」
ポーンと研磨の上に
やまなりのボールを投げ、走る。
トスは私の真正面。
...トス、めっちゃいい。
ダンっ! バシーン!!!!
向こう側に叩きつけたボールは
2回のギャラリーまで飛んでいった。