第5章 わちゃわちゃGW。
あの後、笑いながらけーしんさんが仲裁に入ってくれて渋々蛍は宮城に帰って行った。
まあ、蛍が宮城に帰ったら事情を説明するために連絡しなきゃいけないみたいなんだけど…
ああ気が重い。
結局その後もリエーフが帰れるようになるまで私は音駒高校に拘束され、結局帰宅は夕方に。
急いで食事を終わらせ入浴するつもりが先に蛍から電話が来てしまい、リエーフをお風呂に促した後私は電話に集中した。
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『やっと終わった…』
電話が終わったのは結局かなりの時間が経った後。
蛍ったらしつこいし、下ネタ投下してくるし…
もう嫌になる…
さて、私もお風呂に…
そう思った時、リエーフの姿がないことに気づく。
部屋かな?
そう思い、部屋を覗けば枕に顔を埋めすやすやと寝息を立てるリエーフ。
合宿で疲れたよね?
家に帰ってきてからもあまりかまってあげられなかったな…
お風呂上がりで少しだけ湿った髪の毛をそっと撫でる。
『お疲れ様。リエーフ。』
私は気持ち良く眠るリエーフの頬にキスを落とすと明日の準備をするためにそっと部屋を後にしたのだった。