第4章 見えない誘惑~for Leo birthday~
「全部入ったよ。痛くない?」
(これだけ締め付けられると、、痛いよね)
初めて抱いた時、恐ろしい程にキツく時間をかけても何度も挿れては抜いてやっと繋がった程だった。少しずつ解かされ慣れて来たとは思うがやはり無理はさせたくない
「だ、大丈夫だよ…痛くない」
にっこりと笑って首に手を回し抱き寄せられた
(あぁもう、ほんとに可愛い過ぎ)
ぎゅっと抱きしめ返しゆるゆると旋律を始める。次第に艷めいた吐息を零し溢れる蜜の厭らしい水音が響き互いの息が上がる
「はぁ…っっ、、あんっ……!!」
「っ…凄い気持ちいい…どんどん締め付けてくる…」
(熱くて…溶かされそう)
上体を少し起こしリルの脚を折り曲げお腹へくっつける様に固定し挿入の深度を増すように突き上げる
「はぁ…はぁ…あっっっ!」
「ここ、気持ちいい?」
探るようにつんつんと突く度に腕にしがみつき甘えたような声を出す
「んんっ…レ…オぉっ…」
(ここも、好きか)
深く強く突き上げ攻めたてる。名前を呼ばれる度にレオの心は満たされ一つに溶け合うような気持ちに包まれる
(ちょっと体制変えようかな)
リルを抱き上げ馬乗りにさせベットに横たわる。見上げればとろけた顔でこちらを見つめられ、柔らかな胸に手を伸ばした
「あんっ……」
「そのまま腰動かしてみて」
片手で腰を掴み下から突き上げれば、驚き体が跳ねる。自分の体重でコシが落ちると同時に深々と飲み込み締め付けレオの逃がした吐精感がまた蘇る
(もう、限界近いな)
指を絡め下から突き上げれば、腰を揺らし応え深く求め合う。限界を感じたレオはずんずんと突き上げ始めた
「あっ、っっ、、レ、レオっっ!!そ、そんな突いちゃっっ!!」
「っっも、う…逝きそう…」
「あっ、っっ!!……レオッレオっ…レ、オ…ぁぁー!!」
手を伸ばし激しくキスを繰り返し吐息ごと奪うとずんずんと大きく突き上げレオは熱い白濁を放った
「んっっーーーーぁっ……っっ!!」
勢いよく放たれた白濁が中を震わせギュッと締め付けひくひくと中はまた痙攣を起こしリルも絶頂を迎えた
「くっっ…」
互いにはぁはぁと荒い息を吐きしっとりと汗ばんだ肌が二人を吸い付けるように重なり、どちらの鼓動か分からないほど大きく脈打っている