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【ONE PIECE】 海の娘 ウミノコ

第11章 プロローグ2







私はそのまま海軍本部には戻らず、イワンコフの所に滞在していた。

その間、海軍本部はインペルダウンの不祥事を世界政府の意向で隠蔽した。

そして、ガープとセンゴクが実質、職を降り肩書きだけを海軍本部に残す事になった。

ルフィはあれから無事順調に回復しているみたい。
消息不明で生死不明になっていたのに堂々と新聞の一面を飾っていた。

私はというと、海軍なのか海賊なのか微妙なところにいる。
まぁ、お尋ね者に変わりはない。
ルフィの記事が載った新聞に挟んであった手配書。
その中に私の名前もあったのだ。

そして、クマに始末されたと聞いていた麦わら一味の料理人サンジが何故かこの島にいた。
そう、オカマだらけのこの島にだ。



『へぇ、水葬の礼に16点鐘に花束と黙祷かぁ〜。
考えたのはジンベエかな?ご飯お代わり』

ご飯片手に新聞と睨めっこ。
葬いと考えてもこれは何かあるはず。
何を伝えたいのルフィ?

「さっきまで寝てたくせにヴァナタよく食べるのねぇ〜」

『うーん、これルフィにこんなのあったけ?』

新聞に載っているルフィの写真を指差す。
右腕に何やらタトゥーの様な文字が入っていた。

「いや、それはルフィから俺達へのメッセージだよ〜ぉんちゃ〜ん」

3Dをバッテン?消したって事?間違ったって事?
まさか!オシャレとか?!
でも、その下の2Yは何の意味があるわけ?

魚のソテーを咀嚼しながら私は唸った。
わかんない!!!

『ねぇ!サンジ教えっ・・えっ?』

何で急に勝負する事になってるの?
この人達・・









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