• テキストサイズ

【ONE PIECE】 海の娘 ウミノコ

第9章 頂上戦争 中盤戦





黒ひげ事ティーチが仲間を引き連れ現れた。
それは、インペルダウンの囚人達。

チィーチの狙いはそれだったのか。
だから、王下七武海に名乗りを上げたのか。

「マルコ、早く行けッ」
「オヤジ?!」

サッチの仇は白ひげが取るとティーチに仕掛ける白ひげ。
だが、その姿は妙に焦っていた。

「オヤジどうしちまったんだよい?!」

ティーチの闇を諸共せず、白ひげはティーチを殴る。

私達は、見ているしかなかった。
父様がティーチ達に一斉射撃を食らっても。

「オヤジっっ!!」

弾切れしても尚、立ち続ける白ひげは言った。

Dはお前じゃない
ひとつなぎの大秘宝は存在する と、そして

「ーーっ、マルコ早く連れて行け」


『ーーーっっ、父様ぁぁぁっっ!!!』


誰より早く気付いた。

父様が死んだと。

立ったまま屈する事ないその姿。

顔が無くなろうと
弾痕、刺し傷、刀傷全てを正面に受け立つその姿。


背中は美しかった。






「、オヤジの最後の言葉を聞いただろい!
来いッッ!!!」

『・・ま、待ってティーチがッ!!』

「アイツは後で必ず打つ!だから今は、俺の言う事を聞い
『違う!父様の身体をティーチがッ!』

涙でよく見えなかった。
だけど、確かに父様に掛けた黒い布の中にティーチも一緒に入って行った。

「何だ・・?!」

布から出てきたティーチも父様もさっきと変わりない。
変わらない様に見えたんだ。

『・・・嘘ッ!あいつ、父様の父様のぉッッ!!』
「?!」

悪魔の実は1人に1つ。
だが、ティーチはヤミヤミの実の力
そして、父様のグラグラの実の力を見せ付けた。

ティーチの身体は特殊だよい
と、マルコの言葉を聞きながら私は怒りに押し潰されようとしていた。

大切な家族。
サッチ兄様を奪い、父様まで奪った男。
私は許せない。





/ 179ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp