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【ONE PIECE】 海の娘 ウミノコ

第17章 第7話 別れと旅立ち





『パシフィスタ・・?!
いや、くま・・どうして・・・?』

Dr.ベガパンクが作ったパシフィスタではない。
あれは、くまだ。

Dr.ベガパンクの実験体にサイボーグ化され、人格を失っているがある契約でここにいると言う。

『契約?』

「何でも麦わらの一味の誰かが戻って来るまで船を守るっうプログラムをする契約らしいぞ」

突然現れ、今まで一緒に戦っていたというデュバル達。

「でも、お前麦わらの一味じゃねぇのに攻撃されたかったのは何でだ?」

『あぁ、それはベガちゃんが私を攻撃しないようにプログラムしたんじゃないかな?』

その可能性が高い。
そして、見つけ次第連絡が行く様になっている可能性もある。

「ふーん。
で、お前何しに来たんだ?
若旦那達はいねぇぞ」

『見たかっただけよ、この船を・・
ねぇ、コーティング屋のレイさんって人を探してるんだけど知らない?』

噂に聞く凄腕のコーティング屋。
会った事はなかった。

「レイさんなら女ヶ島だ」

女ヶ島って・・・
ハンコックと何か関係が?

聞けば、ルフィの修行に付き合っていると言う。

困った。
直ぐにでも新世界に入りたい。

他にコーティング屋を探すかと考える。
出来れば、信用なる人物に頼みたい。

『じゃ、他に腕の良いコーティング屋知らない?』

「もしやと思ったがお前、新世界に入るつもりか?」

頷くと、絶叫が轟き必死に止めてくる。

『でも、逢いたい人がいるの』

逢わなきゃいけない、何としてでも。

「でも、レイさんぐらいのコーティング屋となるとなかなかいないぜ」

アレコレと相談する皆んな。
結果が決まったのだろうか、振り向いたデュバルは驚きの事を言い出した。

「このハンサムが呼んで来るぜぃ」

何と、見事に下手なウインク・・

『・・えっ?凪の海渡れるの?』

「そこは根性でハンサム〜ぅ」

いやいや、無理でしょ。
こうなったら仕方ない。

『ねぇ、私の船売りたいんだけど』

「「はぁ〜〜〜っ?!」」


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