第20章 姫初め ※
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冬休みも、あと数日
課題が少しだけ残っているというカラ松を家に上げる
「んで、この数字は・・・」
カ「ん?これはどうするんだ?」
2人でああだこうだ言いながら片付けていく
カ「よし、終わったぁ」
「お疲れさん」
そう時間はかかってないが、ん~と伸びをするカラ松
そんな仕草1つとっても可愛くて仕方ない
・・・そうだ
「俺、1つやり忘れてた」
カ「ん?課題全部やったんじゃないのか?」
不思議そうに首を傾げているカラ松を横抱きにして立ち上がる
カ「ぅわ!何で抱き上げるんだ?!」
「忘れてた、姫初め」
カ「あ、う、それって」
「今年初めてのセックス・・・シよっか?」
ニヤリといやらしい笑いをしたのが自分でも分かる
カ「・・・断らせないんだろう?」
「当たり前でしょ」
カ「や、優しくしてくれ」
言いながら俺の首に腕を回すカラ松
「もちろん」
そう言って触れるだけのキスをしてベッドへと移動する
ベッドに下すと同時にキスを贈る
カ「ん、ふぅ・・は、んふ」
唇を離し、胸を指と舌や歯で刺激していく
カ「あぁ、は、んん・・んぅ、や」
口では嫌といいつつも、背中を反らせて、俺の舌に乳首を押し付けている
気持ちいいんだろうな
カ「は、・・胸ばっか、やだ」
「ん?」
カリッと乳首を噛みながら答える
カ「んあぁ!や、下も・・・触って」
視線を下げると膝を合わせてモジモジしている
「仰せのままに」
カラ松のズボンとパンツを取り払うと、彼自身は既に上を向いてる
口に含み、チュウッと勢いよく吸い上げれば艶めいた声が上がる
カ「あぁ!そんな、吸っちゃ・・あん、は、ダメ」
快感から逃げるように腰を捩っている
更なる快楽を与えたくなって、後ろの蕾に指を入れた
カ「あ、やん!!両方、は・・・ダメ、あんん!あ、あ、あはぁ!!」
指を抜き差しする度に口の中でビクビクと跳ねるカラ松自身
カ「はぁ、ん・・も、無理ぃ!イッちゃ、あ、あぁああぁ!」
カラ松が思い切り腰を捻ったせいで、俺の口から抜け出て射精する
「あーあ、飲むつもりだったのに」
カ「はぁ、はっ・・バカ、飲む、とか言う、な」
「ま、また今度するけど」