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【おそ松さん】口ずさむのは【男主】

第11章 イロンナカタチ ※


目の前がチカチカし、血が一気に身体中を回る
逆上せてしまいそうだ
体は尚もビクビクと痙攣している

カ「はっ・・・はぁ、ん・・・はぁ」

イッた後特有の倦怠感
クテッとの肩口に顔を埋める

「大丈夫か?」

カ「ん・・・」

言葉を発することが出来ず、小さく頷く
それでもこの心地よい倦怠感に幸せを感じる
を好きになって良かった

そんなことを考えていると優しくベッドへ寝かせられた
そのまま濡れタオルで体を拭われる

「シャワーのがいいけど、その様子じゃ力入らねぇだろ」

カ「・・・すまん」

「別に。最後までじゃないにしろ、いきなりシた俺も悪いし」

話をしながらもテキパキと服を着せてくれる・・・のはいいが何かデカい

「このまま泊まるだろ。制服のままじゃなんだし、俺のだけど」

手が隠れる位の袖を顔に近付ける

カ「の匂いだぁ」

フニャッと顔が崩れるのが自分でも分かった

「俺に無理矢理襲われたいわけ?そんな顔他でするなよ」

カ「するわけない!」

「どうだか。あんた天然みたいだし」

ギっとベッドのスプリングが鳴り、が顔を近づけてくる

「でも、もっとカラ松のこと信用しなきゃな」

スルリと頬を撫でながら言う

カ「あぁ、そうしてくれ」

フッと笑う。そうやって笑ってて欲しい、俺だけに

「俺シャワー浴びてくる。そのまま寝てていいから」

額にキスをされ、小さくお休みと言って離れていく
もっと側にいたい
そう言いたいのに叶わず、瞼が下りていく

の香りに包まれながら眠りに落ちた


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