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【おそ松さん】口ずさむのは【男主】

第35章 番外編 君がするから ※


side.

上気した顔
短く荒い呼吸
滑らかな肌

「いつもの情事」と言ってしまえばそうだが、それでも飽くことはなく、それらを目や耳が捉えれば否応なく自分も反応する

カ「ん、ぁ・・・ふぅ」

しなやかに横たわる下肢に手を滑らせ、唇を這わせれば微かな喘ぎが漏れる

堪んない
思わず口に出そうになり、どうにか飲み込む

聞かれたからと言って問題があるわけではないが、なんとなく恥ずかしい

自分にこんな感情があったとは
それを気付かせてくれたカラ松には、なるべく色んなことをしたい
セックスだけに関わらず

カ「、待っ・・んぅ、待って」

「なに」

中心部を攻めるか、蕾を解すか迷っていたらおあずけをくらう
不服だが次の言葉を待ちながら上半身を起こした

カ「きょ、うは・・・俺がする」

「は・・・するって、わっ」

カラ松の言葉の意図が分からず、見つめていると肩を押され仰向けにされる

カ「いつもが色々してくれるからな。たまには俺にもさせてくれ」

マウントポジションをとり、舌なめずりをしているカラ松

ドクリと心臓が跳ねた
衝動的に組み敷いて無茶苦茶に抱いてしまいたくなるのを必死に抑える

「俺がしたいからしてるんだけど」

カ「だからこそお返ししたいんだ」

おそらくお互い同じ気持ちで、堂々巡りだろう
ならば、と今日は甘んじて享受することにした

「いいよ、好きなようにして」

カ「さすがダーリン、そうこなくちゃ」

俺の言葉にカラ松はニヤッと笑いながら返し、ゆっくりと顔を近付けてくる

カ「ん、ふ・・・んむ、は、んぅ」

ついばむキスから少しずつ舌を絡められる

合間で漏れる吐息と喘ぎに心がかき乱されそうになる
思わずカラ松の尻を鷲掴みにした

カ「んあぁ!ダ、メ」

「触るのもダメなわけ?」

流石に触るのを止められるとは思わなかった

カ「ダメ、できなくなるから」

「だから無理にしなくていいって」

カ「イヤだ。俺がしたいんだ」

大概カラ松も頑固だよな
かと言ってマグロはイヤだ

「っ」

考え事をしてると、不意に自身を取り出され握られる

カ「とにかく今日は大人しく感じててくれ」

俺のモノに顔を寄せ、挑発的な笑みで告げられる
仕方ない

「分かった。いっぱい感じさせてよ」

カ「オーライ、ダーリン」


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