第1章 不器用な花と蜜 【Ｒ１８】

めいは幸村が自分に与えてくれる快楽を手繰り寄せ、同じように幸村自身を愛する

棹にそっと包み舌を上へと這わせ、チュと時折口付けを落とす。唾液で潤んだ口に咥え込み歯を立てないようにゆっくりと飲み込む。

強弱を付、舌を添わせながら根元まで咥えこもうとするが、質量を増し大きな幸村自身を全て咥え込む事は出来ない

掌で咥え込めない根元を優しく上下に擦ると口から零れ落ちる唾液が潤滑油となり滑りをよくしてくれる

「んっ…」

幸村からは小さな喘ぎ声が聞こえ荒い吐息が零れ落ちる

(気持ちいいなこれ、癖になる)


(幸村、気持ちいいかな…)

気持ちよくなってもらいたい一心で懸命に口と手で愛す

自身の目の前で四つん這いになり、紅い舌を時折覗かせ己のそこを咥えるその姿を見た幸村に興奮の色を隠せない

(すげぇ堪んねぇ…厭らしい)

まるで従順に奉仕させているような征服感が幸村を煽る

(けど、このままだと…もたなぇ)

頬に手を当て顔を上げさせ上半身を起こし、めいを呼ぶ

「来いよ」

ぶっきらぼうな言い方だかとても優しく、導かれるまま幸村の胸元へと吸い寄せられる

優しく抱きとめられ名は再び褥へとそっと倒され幸村が覆い被さる

「すげぇ気持ちよかった、めい愛してる｡いいか？」

自身をめいの蜜壷へあてがいチョンチョンと上下させる

「私も…幸村を愛してる…幸村でいっぱいにして？幸村じゃなきゃやだよ…」

めいの片膝を折り曲げ、自身をあてがい腰を動かすとズブズブと音を立て、蜜を絡ませ中は美味しそうに奥まで幸村を飲み込んでゆく

「はあぁぁぁん…」

一度果て、早く繋がりたかった蜜壷は飲み込んだだけで痙攣し軽く果てる

「そんなっ、締め付けんっなっ」

「だ、だって…あぁぁっん」

幸村はゆるゆると抜き差しを繰り返し腰を動かす

「あぁんっ」

甘い吐息を零し喘ぎ声を止めることが出来ない

抜き差しをしては中を掻き混ぜられびちょびちょと厭らしい音が結合部分から響く

ゆるゆると旋律を始め、一番気持ちの良い場所を執拗に責め抜き差しをする

「あぁっ…そこ、だ、だめぇぇ」

「だめじゃねぇだろうが、お前、ここ、好きだろ？」

一点に狙いを定め時折ズンと奥まで打ち込むとめいの喘ぎ声は一層高くなる