第1章 不器用な花と蜜 【R18】
めいの中は痙攣し、締め付けはより強くなる
「あぁ、も、もう、ゆきっ、いっちゃっ…あぁぁん」
「くっ…俺もだ…っ」
「あぁぁっーーーーーーーーんんんっ」
波に飲まれ中はヒクヒクと痙攣する
めいは絶頂を迎え、同時に幸村は熱い白濁の性を最奥へ注ぎ込んだ
絶頂の余韻が幸村を離すまいと未だ絡みつく
幸村もまためいの中で繋がっていたくて、抜かずギュッと覆い被さる
足の力も抜けためいまだ繋がっていたい気持ちがあるものの、意識が朦朧とし、ずるりと膝は崩れ幸村のそれは抜けてしまった
そっと仰向けに反転させると、めいの中からはとろりとした幸村の白濁が滴り太股を伝い落ちてる
(派手に出しちまったな)
幸村は手拭いで優しく拭き取りめいを抱き寄せる
「辛くないか?」
(無理させちまったな)
「大丈夫だよ… ねぇ、幸村…」
「ん?」
「愛してる、幸村を誰よりも愛してるよ。ずっと…側にいさせ…てっね…」
潤んだ瞳で見つめ胸に擦り寄るとスースーと小さな寝息を立てて、めいは眠りについた
先程の艶やかな色気を放っためいあどけない表情を浮かべスヤスヤと眠る幼子のようだった
「こんないい女、他にはいねぇよ、釣り合わないって言うやつの目は節穴だな」
「俺はお前がいるから強くなる、負ける気もしねぇし、お前に釣り合う男でもありてぇんだよ」
「めい、愛してる」
小さいけれど、はっきりとした口調で眠るめい告げると幸村もめいを抱きしめ眠りについた
この日、夜になっても信玄達は帰る事はなく、また肌を重ね合わせるのであった
終