第1章 不器用な花と蜜 【R18】
(恥ずかしい…でも…)
ジリジリと熱を与えられ、身体は疼きを隠せない
流れ落ちた涙を拭うように優しい口付けが落ちる
「めい…」
名前を呼ばれ身体の熱はさらに高ぶる
首筋から流れるように口付けられ、胸の頂きへと滑り落ちる
優しく食まれ、舌先でコロコロと転がし吸っては舐め時々甘噛され…片方の頂きは親指でクニクニと弄ばれる
「あぁ…っ、はぁはぁっ」
甘い吐息を零し視点の定まらないめい下半身は疼きを隠せない
片方の手は脇腹から臍のあたりを優しく撫で上げ疼きを隠せないそこへたどり着く
ツーっと指を這わせれば既に潤み、陰核に触れることなく円を描くように指は動く
「ダメって言ってる割には濡れてるな」
ニヤリと口角を上げ指の動きに強弱をつけジリジリと追い込んでいく
「いっ…んっあぁっん」
触れて欲しい部分には掠める程にしか触れてもらえず、もどかしさの募る身体
「ハァハァ…ゆ…きむ…ら」
身体中の熱を持て余し、腰がユラユラと動き目には薄らと涙が滲む
「どうして欲しいんだ?」
悪戯めいた幸村の顔がめいを見つめる
もう、耐えられないと言わんばかりに
「も、もっと…し、て…」
小さな声が零れ落ちる
「悪かった…」
待ち望んだ快楽への扉が開かれる
顔を埋め蕾に舌先が触れる。チロチロと舌は上下に動き無骨で長い指を蜜壷はズブズブと音を立て中へと誘う
「んん…あぁぁん…はぁっ」
1本しか入っていないのに待ちわびたそこは絡みつくように幸村の指を飲み込む
ゆっくりと中を掻き回され少し指を抜くとまた一本指が増える。トロリとした蜜はいとも容易く二本の指を迎え入れる
増やされた指はまた中を掻き回し、バラバラと動く。抜き差しを繰り返しては幸村の指に蜜が絡みつく
指を抜けば蜜は滴り褥へと流れ落ち、蕾へ寄せられた舌は蜜壺へとジュルジュルと音を立て舐め取り吸い上げらる
「んっやぁぁぁ…ダ、ダメぇ…あぁぁん」
一滴足りとも残すまいと舌で舐めまわしては吸い上げ蜜壷へ舌先をねじ込む
ジュルジュル ジュブ ジュジュっ
厭らしい音が幸村の耳を犯し欲情に拍車をかける
蜜を舐めとった蜜壷へまた二本の指を差し入れ蕾へ舌を這わし吸い上げ
気持ちいい場所を探し当てると執拗に責めては掻き混ぜまた責める