第4章 白夜に映りし碧と翠 【R18】
吐精感をやり過ごし、味わうように抜き差しを始める。高く尻が上がっていることもあり、挿入部分は謙信の目の前に晒され、抜き差しする度に密に濡れ厭らしい水温を響かせ耳と視覚が侵される
パチュンパチュンと音を立て、再奥まで突き上げ隙間なく中に埋めては掻き混ぜる
グ二グ二と中まで擦り付けられ必至に布団にすがり付く
「んぁぁっーーーはぁんっ//」
(だめ、気持ちよすぎて…おかしくなるよ…)
小刻みに旋律を紡ぎめいの鳴く場所を再び責め立てる
(もっと乱れ俺を求めろ)
腰をグッと掴まれたと思えば一旦引き抜かれ、仰向けに反転させられた
与えられた快感がじわりと逃げ始めたがすぐに足を広げられ、一気に貫かれる。中で円を描くように動かされ少し抜いては埋め込まれ巧みに腰を動かされ腰の揺れが一段と激しくなる
「ひぁぁーんっっ」
「お前の中は俺を離さんっ…そんなに気持ちがいいか」
腰をグイっと動かせ指でつぼみを弄ぶと締め付けが一段と増し
「はぁっっーーーき、気持ちいいっっで、すっ…んん」
抗う術などもう持ち合わせてはいない。愛する男に快楽を与えられ離すまいとギュウギュウ締め付ける
謙信の限界はすぐそこまで着ていた
「そんなに締め付けるな…」
「け、謙信様ーー私も…もうっっ」
足を高く担ぎ上げて再奥まで突き上げ旋律を早める
「あぁーーーや、ダ、ダメっっんっっーーー//」
「うぅっーー」
熱くトロトロに溶けためいの中に熱い白濁が勢いよく注ぎ込まれた。
「やぁんっっーーーあ、熱いっっ//」
謙信は腰を振り、最後の一滴まで残らず注ぎ込み、果てた。引き寄せられるようにめいに口付けを落とせば腕を首に絡め口付けに酔いしれた
汗で張り付いた髪をそっと掻き分けめいの額に口付けを落とす
「辛いか…?」
「いいえ、謙信様と一つになれて…幸せです」
謙信の腕枕に抱かれ、まどろんでいると
「どこへも行くな。俺のそばにいろ。俺はお前を愛している」
「謙信様のお側にいたいです…の、信長様を説得します…」
「必ずお前を春日山に連れて帰る」
(例え信長が戦をしかけようとお前は渡さん)
めい意識がはっきりし始めた頃合を見て夜着を着せ横抱きにし湯殿へと連れていった
(文は後で見るとしよう)
着物から滑り落ちた文をそっと着物の横に置いた