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愛を紡ぐ~二人の欠片(カタチ)~

第21章 空に舞う花~光秀~【R18】


抗うことも出来ず、気づけば無意識に体は動いている
自身の好いた場所を探すように乱れ動く腰

「くくっ、淫乱だな」

両手を後ろで束ねられ犯されているような羞恥が走る

「やっ…」

解いてと体を揺すれば揺する程自身の重みで深々と咥え込み甘く官能的な痺れが伝い暴れるかのように狂い咲く


「囚われた女だなそんなに気に入ったか?」

光秀の動きは加速し蜜壷の締め付けは更に酷くなる
空を彩る花火が僅かな刻を二人を照らし消えゆく。花火光に晒されためいの姿は言い表しようののない艶めかしさを醸し出している

「はぁ…はぁ…っ…み、光秀さ…」

(光秀さんの温もりをもっと感じたい)

霞みゆく意識、光秀は手の拘束を時、察したかのようにめいの体を引き寄せた

「しがみついていろ」

体を預けなすがままになる
頭を撫でる優しい手つきと強く激しい突き上げに

「あぁっっっーーゃぁぁぁ!!!」


「くっっ…めい…」

まるできつく目を瞑る様に蜜壷を瞑った
その強い収縮に光秀の吐精感は抗うことは出来ず勢いよく放たれた

「んぁぉぁ…あ、、ぅぅ…」


光秀の男根はまるで心ノ臓のようにドクドクと脈打ち中を刺激する
蜜壷は更に締め上げ何度目か分からない絶頂を味わった


「っっ…はぁっ…」

光秀の甘い声が漏れる
ふわふわとしたりめいの意識は糸が切れぐったりとした体は眠りへ誘われた

「また意識を飛ばしたか」

その眼差しはどこまでも優しく、壊れ物を扱うような手つきで張り付いた髪を耳にかける

「お前が居てくれれば俺はそれで良い」

届かない囁きは褥に落ちる
いつしか花火は終わり部屋は静けさを取り戻していた










「んんっっ…」

ほんのりと暖かな感触。頬に感じる何か
ぼんやりと微睡から覚めると暖かな感触は光秀の指先だった

「光秀…さん?」

「まだ夜明け前だ。そのまま寝ていろ」

障子越しの外はまだ薄暗く日は登っていない

「あ、あの…私…」

(いつも意識が無くなってて…)

「ふっ…寝言を言いながら大の字で寝ておったぞ?」

「え…!?」

(う、嘘だよね…)

真顔で言われ恥ずかしさが込み上げてくる
一糸まとわぬ姿で布団の中にいる。そんな格好で大の字など恥ずかし居所ではなかった
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