第14章 月が知る~幸村の思い~ 【R18】
互いの夜着を取り払い桜色に染まる肌に口づけを降らす
「あぁ…んんっっ」
次々と跡を付けては舌を這わず
(堪んねぇなこの感触)
「幸…むら…あぁんっっーー!!」
胸を両手で包み込み、寄せては揉みしだき突起にしゃぶりつく
「あーぁ、痛いほど立ってんな」
指先でピンっと弾かれ小刻みに震える身体
幸村から受ける刺激に敏感に反応しその刺激から逃げようとする
「めい、嫌?」
(嫌って言っても逃がさねえけど)
わざと耳元で囁き耳朶を甘噛みすると甘い吐息を零しては震える
「嫌な…わけないよ…幸村の…もの…だ、もん…」
はぁはぁと荒い呼吸を繰り返し小さな声で返事が帰ってきた
(…っ)
自分のそこが一段と大きさを増すのが分かった
痛いほど張り詰めたそこと、深く満たされる心。そっと胸を被せぎゅっと抱きしめた
「幸村…?」
「お前には叶わねえな」
(本当、いい女だ)
「え…?」
少し上体を起こし額に張り付いた髪を描き分け口づけを落とす
「真っ直ぐで芯が強い、優しさも強さもあるいい女だ、お前は」
「…っ幸村…」
(泣きそうな顔しゃがって)
潤んだ瞳からはぽたりと涙が零れ落ち優しく拭う
「愛してる。絶対誰にも渡さねえ…俺だけのもんだ」
再び口づけを堪能し愛らしい突起に手をかける
触れるたび、ぐぐもった声を響かせ不意にそこに手を当てられた
「…っ」
「おっきい…幸村の好きにして」
酔い醒めぬめいはいつも以上に大胆で、しどけなく開いた唇の端からは銀の糸が光り口づけの余韻を残している
(こいつ…)
ゆるゆると擦られる度に反応し、すぐにでも繋がりたい気持ちが膨らむ
(まだだめだ…保て俺の理性…)
そっと手を掴みお臍から足の付け根へと口づけを降らす
その度にまた身体を震わせ耐えるようにめいは布団をつかみ始めた
「あ…っ!!」
膝を立たせ大きく足を開き顔を埋め
既に蜜を流し濡れそぼったそこは幸村からの愛を待ちわびている
「厭らしい…早くって強請ってる」
襞を割り舌先で舐めとる。ぷっくりと顔を出した蕾を指で擦れば蜜壷がひくつきまた蜜がとろとろと流れ落ちる