第13章 戦国のばれんたいんを政宗と 【R18】
しゅんと肩を落とし目を伏せると顎を掬われ目が合う
「政宗?」
「謝る必要ないだろ?佐助もお前も俺を喜ばせる為にしたんだからな」
鼻先にちゅっと口づけが落ち流れるように唇へと口づけが落ちる
「愛を伝える日か。悪くないな。お前のいた時代を知ることも出来た。お前の俺を想う気持ちも聞けたしな。佐助には礼を言わないといけないな」
「政宗…ありがとう」
(良かった…)
「礼を言うのは俺の方だろ?」
啄むような口づけが落ち次第に深くなる。下を絡めれば甘くてほろ苦いチョコレートの味がして、ゆっくりと溶けてゆくような幸せな気持ちが広がる
(幸せ…政宗の口づけ…好き)
名残惜し気に唇が離れるとぎゅっと政宗の胸に顔を埋めた
「政宗にチョコレート渡せて良かった…美味しいって食べてもらえて良かった…また一つ政宗との思い出作れて良かった」
(もっとちゃんとした言葉で伝えたいのに…)
言葉が上手く言えない。こうして平穏無事に今を過ごしている事が当たり前ではない時代だからこそ、尚更、募る思いは溢れるが言葉にできない
「まだ足りないな」
「え?」
(やっぱりお料理上手な政宗を満足させること出来なかったかな…)
不甲斐なくて悲しげな顔をしてしまうと、ふっと笑って耳を甘噛みされた
「きゃっ…!!」
くちゅっと音を立て舌で耳を愛撫され、水音がこだまする
「いい反応。お前、甘い匂い纏っていつも以上に美味そうだしな」
「え!?そ、そんなっっ…!!あんっっーー!!」
滑り落ちる手は裾を割開き足をゆっくりと撫で上げる。徐々に太股へとあがってくる手を止めようとしても耳を侵され力が入らない
「あぁん…ま、政宗…!!っっ!!」
「あんまり可愛い声出して煽るなよ。後、知らないぞ」
とうとう足の付け根まで手は辿り着き、円を描く様に撫でられる
「あっ…!!はっ…!!っっ!!んんっっ!!」
唇を塞がれ、背中を支える手は器用に帯を解き始める。息も出来ない程の深く中を弄る口づけに必死で応えた
(だめ……抵抗出来ない……)
じんじんと痺れる下半身。とろりと蜜が溢れ始めるのが自分でも分かる