第28章 ~拾参半~RECOVERY2
そしてゆっくりと目を開けるとルキアに話しかける
『ルキア…一護をお願い』
「ドコか行くのか?」
『先遣隊の皆の様子も気になるし家に帰るわ。霊圧の具合から凄まじい戦闘だったみたいだし、何より喜助さんが向かったんでしょ?』
ル「そうだな…サラも治癒霊力を持っているし人数が多いにこした事はないな。一護のは任せてくれ」
『お願いね』
サラはそう言うと一瞬にしてこの場から消え去った
羅「お~見事な瞬歩だなぁ」
久「サラりんスゴーイ♪でも何で?」
拳「バカか…仲間が心配なんだろうよ」
久「バカって言う方がバカなんだよバカ拳西!!」
拳「テメー…」
楼「まあまあ…」
そんな中、平子は考えていた
何でアイツら破面は途中で帰ったんや?
そういや白いヤツが言いよった"任務"…
そして何より何でアイツらはサラに手を出さんねん?
サラは何か知っとるんやろか―――
―――――――
サラが瞬歩で向かった先は浦原商店などではなくある広場。地面が抉れており巨大な穴が空いている
そこは最初に破面と対峙した場所。サラが暫く立ちすくしていると突然、空間が割ける
『…一方的な誘いだったから来ないかと思ったわ…ウルキオラ』
そこには先程、虚圏に帰った筈のウルキオラの姿だった