第15章 ~捌~LIMIT
ルキアを連れ出した恋次を追おうと副隊長各位が走り出す
卯「勇音…お行きなさい」
勇「はいっ!!」
それを見た一護は素早く地上に降り打撃のみで全員を制す
砕「馬鹿な…斬魄刀も使わずに…!」
その瞬間後ろから刀が振り下ろされるが一護はいとも簡単に避けてしまう
「見えてるぜ…朽木白哉ッ!!」
「…何故そう何度もルキアを助けようとする…」
「…オレこそ訊きてぇぜ!何でアンタは助けない!?妹だろ!」
「…兄が勝ったらその問いにも答えよう…」
「…そうかよッ!」
そして一護と白哉の戦いが始まる。その横で山本は京楽と浮竹の前に立ちはだかり霊圧を上げ始める
「童共め…隊長という立場を無視し取り返しの使ん事をしよって…覚悟は出来ておろうな…」
「おやおや怖いねぇ…浮竹逃げるぞッ!」
「あ、おいッ待ってくれ!!まだ俺の部下が――」
浮竹の部下の虎徹清音と小椿仙太郎は砕蜂に阻まれその場を逃げ出せないでいた
「大丈夫です浮竹隊長」
突如サラが磔架から浮竹の隣に飛び下りる
「清音と仙太郎は私が護ります。お二人は早くお逃げ下さい」
「しかし…」
「大丈夫だ浮竹。彼女は味方だよ…今も昔もね」
「もしかして君は――」
「さぁ早く!!総隊長殿は待ってはくれませんよ!?」
京楽と浮竹は瞬歩でこの場を去りまた山本も後を追って消えた