第7章 ~柶半~CHANGE2
「サラちゃん...初めてやったんやね?ボクが初めてやったなんて嬉しいなぁ♪」
私はそんなギンの言葉を無視して死覇装の乱れを直す
「………ッ――!!!」
「あら…ご免な?傷口開いてもうた…」
「………別に」
私の腹部からはまた血が滲み出し帯を紅く染めていた
「許してくれるん?ホンマに優しいなぁ……ならこれからの事も許してくれる?」
「……?」
私は急に意味深な発言をするギンに少し恐怖を感じる
そして気になっていたコトを尋ねた
「…ねぇ、向日葵の花言葉知ってる?」
「…?そんなん知らんよ」
「そう………」
不思議そうなギンを他所に私は最後の納得する。すると突然ギンの背後から声が投げ掛けられた
「【あなたをずっとみている】だろう?」
その声の主に私は驚く事無くその名前を呼んだ
「やはり貴方でしたか…藍染隊長…」