第54章 甘美＊

「もうガマン出来ない。」

日菜乃ちゃんからドライヤーを奪い取り、サイドテーブルに置く。

肩を掴んで押し倒し、パジャマをはぎ取る。

下着を脱がせ足を開かせ、中心に顔を埋める。

唇に触れる部分は既に濡れてて嬉しくなるよ。

「こんなにしちゃって。」

「日菜乃ちゃんも足りなかったんだね。」

お尻の方まで伝う蜜を指で掬って舐める。

「どんどん溢れてくる。」

「言わないで下さいっ…」

わざとジュジュッと啜れば、逃げるように腰を引く。

「逃げないで。沢山沢山味わいたいんだ。」

逃げないように足を掴んで、舌を尖らせ小刻みに動かす。

「ぁっ…岡本さん…それダメ…っ」

円を描くようにグルンと舌を回し入れればそんな可愛い事を言う。

「んー。知ってるよ。気持ち良くてダメなんだよね？」

顔を離して表情を窺えばコクンコクンと恥ずかしそうに頷く。

「日菜乃ちゃん。口でされるの好き？」

そう問えば、顔を背けつつ小さく頷く。

「こんなに一緒にいても知らないこともあるんだよね。」

「もっと沢山教えてね。」