第31章 密議*
ベッドに突き飛ばされ、服を剝ぎ取られる。
「本当にやめっ」
「何言ってんの?仕事だよ?」
「担当声優の状態を把握するのも俺の仕事だからね。」
「あはは。これはスゴい。」
「花だらけ…」
冷たい視線にカラダを縮める。
「よく見せて。」
両手で押さえられながら、カラダを強制的に開かれた。
「ふーん。」
そう言って、指先で胸の先端をピンッと弾く。
「やっ…」
無意識にカラダが跳ねると面白く無さそうに見つめる瞳。
覆いかぶさり、耳元で囁く。
「どこまで開発された?」
言い終えると、唾液を纏った舌を耳へ忍ばせる。
水音が私の理性を飛ばす。
「違っ…はぁ…んっ」
「なぁ?俺の知らないうちにどんな事したの?」
顎を掴まれ、視線がそらせない。
「だから…違…」
「素直じゃない所は相変わらずだな。」
「あぁ…そうか」
何かに気付いたように一瞬瞼を開く。
「気付かなくて悪かったよ。」
「お仕置きして欲しいのか。」
優しく微笑むその顔に背筋が凍った。