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逢ふことの(裏)~声優さんと一緒~
第26章 癒着*
俺に寄り掛かりながら、フラフラと歩く日菜乃を支える。
ロックを外し、靴を脱がせバックを床へ放り投げた。
寝室まで行くのに、これじゃあ何分掛かるんだよ。
そんなに我慢出来ないよ。
燻っていたモノが、炎となって胸の内で燃え始める。
「熱くて火傷しそうだよ。」
ふらつく日菜乃を抱き寄せ、額に口付ける。
鼻腔を擽る香り…
程良く香る香水すらも俺を惑わす材料の一つと化している。
靴を脱ぎ、日菜乃を横抱きにして寝室を目指した。
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