• テキストサイズ

逢ふことの(裏)~声優さんと一緒~

第26章 癒着*


俺に寄り掛かりながら、フラフラと歩く日菜乃を支える。

ロックを外し、靴を脱がせバックを床へ放り投げた。

寝室まで行くのに、これじゃあ何分掛かるんだよ。

そんなに我慢出来ないよ。

燻っていたモノが、炎となって胸の内で燃え始める。

「熱くて火傷しそうだよ。」

ふらつく日菜乃を抱き寄せ、額に口付ける。

鼻腔を擽る香り…

程良く香る香水すらも俺を惑わす材料の一つと化している。

靴を脱ぎ、日菜乃を横抱きにして寝室を目指した。

/ 549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp