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逢ふことの(裏)~声優さんと一緒~

第24章 予覚


「もしもし?森本さん?」

「何処にいるんですか?」

「え?京都駅?」

「分かりました。いいですよ。」

「どうせ駅に行くんですから。迎えに来ないでいいです。」

「これからタクシーで向かいます。」

「はい。では、着いたら連絡します。」

画面をタップし、電話を切った。

そして、さっきまで歩いてきた廊下を振り返る。

「はぁ…代永さん……気付いてないよね…?」

若干の祈りを込めて呟いた。
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