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不機嫌なモノノケ庵〜不機嫌な主に恋をした〜

第12章 闇ガラス


「僕は一度隠世に祓われた」

「ならどうして」

「裏切られたから‥友達と言われた時嬉しかった‥でも裏切られた‥だけどやっぱり友達がほしい。僕が隠世にいっても忘れない?」

里奈は頷いた

「忘れない!隠世に行った時はあなたに必ずあいに行くよ」

里奈は笑顔でそういった

「‥わかった君を信じる」

「ハルイツキ隠世を開いて」

「待って!ヤヒコ!安倍さん!!」

「なんだよ」

「まだ明るいし‥せっかくだからもう少し遊ばない?隠世にいくのはそれからでも‥」

里奈はそういいながら安倍をみた

「闇ガラスがよければ俺は構わないが‥」

「僕も遊びたい!」

「とりあえず昼にするぞ。お前はやく作れ」

「はい!」

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