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不機嫌なモノノケ庵〜不機嫌な主に恋をした〜

第2章 ギギギの親分


つれてこられた所は部屋が薄暗く何かの姿が

「木?」

「どうやらこいつらの親って感じだな」

苦しんでいるようだ

「ギギ‥」

「安倍さん助けましょう!」

「ギギ‥」

だが安倍は首を振った

「もうどうしようもねぇよ‥」

「ギギギの親分さん!」

「方法がないわけじゃねぇ‥だが危険をともなう」

ギギギの親分のこども達も心配そうにみている

「諦めちゃダメですよ?」

里奈は優しく親分に言った

「‥助かるのならなんでもいい‥」

「わかりました。痛みに耐えてください」

親分は頷いた

安倍は薬を親分に飲ませた

「あぁぁ!!!!」

親分の悲鳴が響きわたった

こども達も不安な顔をしている

「大丈夫大丈夫だからね?」

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