• テキストサイズ

不機嫌なモノノケ庵〜不機嫌な主に恋をした〜

第7章 ヤヒコ


「いいの?」

「うん」

「やったぁ!じゃあそうする禅子のとこいく!里奈!禅子!ハルイツキ!今日はありがとう!楽しかった」

「禅子に迷惑かけんなよ?」

ヤヒコは笑顔で頷いた

「俺らも帰るか‥」

「そうですね」

「またね!二人とも」

「禅子ちゃんもまた!」

「うん」

安倍はモノノケ庵をひらいた

「あ‥お父さんからだ‥」

気づくと着信がたくさんきていた

「ごめんお父さん!気づかなくて。え?新しいお母さん‥?」

里奈はその場に携帯を落としてしまった

「どうした?」

「お父さんが‥再婚するって‥女の人子どもいるみたいで‥」

里奈は今にも泣きそうだ

「それでお前はどうなるんだ?」

「明日話すからって言われました‥」

「そうか‥なんなら泊まってけよ」

「いいんですか?」

「家に帰りづらいだろ?知らない女がいちゃ」

「ありがとうございます!!」

/ 87ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp