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ONE PIECE〜巫女の秘密〜

第12章 突然すぎません?



まぁ、寝れないからいいんだけどさー。

ふと、天井を見る

両隣りに暖かい気配がして落ち着く

いつの間にか、2人の寝息が聞こえてきた

2人とも寝ちゃった。

「こうやって、誰かと寝るのは久しぶりだなぁ…((ボソッ」

…あれ、眠いな…

久しぶりに感じた眠気

いつぶりだろ、こんなに眠いの…

目を閉じればあっという間に寝てしまった






ーーー

「スイ!早く逃げて!!」

「嫌だ!私も残って戦う!!」

「ダメよ、あなたはこの島の希望…絶対に死んではダメ。
それに、シュウ、レイ、カナも死んではダメ…」

「どうして!?巫女はこの島のために戦って…」

「その巫女達を守るためにいるのが私達よ。
心配しないで?あなた達が眠っているあいだに全て終わるわ…」

急に意識を失いそうになる

「待って!!お願い!!
……おか…さ…」

私はそのまま意識を失った








ーーー

「っ…!!」

魘されて起きるとまだ夜中のようだった。

「はっ……は…」

そうか、"あの日"の夢か

嫌な夢…でも、事実だ


横にいる2人を見るとまだぐっすり眠っていた

私は物音を立てないように部屋を出た

気持ちいい風…



「やっぱり、まだダメか…」

いつまで"ユメ"に縛られるんだろう…

「ハァ……」

「何ため息ついてんだ。」

そう言って話しかけてきたのはゾロだった

「ゾロ。いや、ちょっと夢見が悪くて」

「怖い夢でも見たか」

「いや、昔の夢。」

「そうか。」

「ねぇ、ゾロ。少し手合わせしない?」

「構わねぇが、何する気だ?」

「組手だよ組手。刀は無し」

「いいぜ、やるか。」

ニヤリと笑うゾロ

「ただ、静かにね。みんな寝てるから」

「おう」




ピリッ…

少しだけ空気が張り詰める

ヒュオッ…

冷たい空気が頬をかすめた

お互いが動く

まずは蹴りを入れるかな…

蹴る体制に入り、蹴りを入れる

でもゾロは私のその足を掴んだ

「うわ、捕まった」

「随分遅い蹴りだな?」

「わー、酷いなぁっ!」

そう言いたがら私は掴まれてない方の足を振り上げた

よくアクション映画とかであるようなやつだ


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