• テキストサイズ

ONE PIECE〜巫女の秘密〜

第12章 突然すぎません?



「いい名前だな!」

「でしょ?
………ん?」

何か気配がする

「どーしたー?」

ルフィが聞いてくる

「良かったね、ルフィ。
シュウに会えるよ」

「どーゆーことだぁ?」

ルフィが首を傾げる

バサっ

ルフィが首を傾げると同時に、目の前に羽織をなびかせた人物が現れた

羽織には"正義"と書かれてある

「初めまして、モンキー・D・ルフィさん?」

「誰だ、お前。」

ルフィがその人物を睨む

「自己紹介がまだでしたね。俺の名前はエスポワール・D・シュウ。
いつも姉貴がお世話になってます」

「お前、スイの弟か?!」

「はい。正解です。」

ニコニコと笑うシュウ

「…猫かぶっちゃって。何で敬語なわけ?
上の人にもタメ口聞くくせに」

「流石に、海軍に入ると上の人にタメ口は聞けないっつーの。」

「あっそ。」

「ルフィさん。」

「ルフィでいいぞ!敬語もなしっ!」

ルフィがニカッと笑う

「じゃあ、ルフィ。」

「おうっ」

「近くにガープさんが来てるぜ。会いたいか?」

「いや、会いたくねぇ!!」

即答だった
すごく早かった

「でも、ガープさんが連れて来いって…」

「絶対に嫌だっ!じーちゃんに会ったら何されるかわからねぇっ!」

「「どんなじいさんだよ。」」

思わずツッコミが被った

「ルフィ、会いに行ったら?」

「嫌だ。」

「…ガープさんになんて報告するかな…」

「てかシュウ、あんたこの船に来てよかったわけ?」

「ああ、ガープさんが行ってこいって言ってくれたからな。」

「ふーん。」

「なぁなぁ、シュウ!」

「?なんだ?」

「俺と勝負してくれよ!」

「…今?」

「今っ!」

ルフィがキラッキラした目でシュウを見る

「別に構わねぇけど…あ、なら、俺が勝ったらガープさんに会ってもらってもいいか?」

「おうっ!」

「ならいいぜ。じゃ、かかって来いよ。」

シュウが余裕の笑みを見せる

「ゴムゴムの…

って…何でだ?力が…」

「実の能力、使えないだろ?」

「何でだ?」

「それは…「海軍?!」」

ナミの声がした

その声を聞いてみんなが出てくる

いつの間にか、甲板に全員集合していた
/ 80ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp