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ONE PIECE〜巫女の秘密〜

第10章 エスポワール=希望



《スイは今何してるの?》

《んー?船番!》

《そっか。》

《レイは?》

《私はもうすぐ寝るとこ。》

《珍しく早いね》

《まーね。》

《そう言えば、カナに会ったよ》

《まじで?!元気そうだった?》

《うん。相変わらずね。》

《なら良かったー。あ、エースが来た、おやすみ!スイっ!》

《あ、おやすみ》

…聞き間違いかな?

エースって言ったよな?

一緒に寝てんのか?!

…わぁお……

めっちゃビックリだわ

ザザ…ン

とても平和な海

波の音が心地よい





明日は何が起こるかなー。

ゴソッ

私はあるビブルカードを取り出した

微かにだが、ビブルカードは動く

「早く会えるといいなぁ」

私はあいつに会えるのをとても楽しみにしていた

ビブルカードを大切にしまった後、青キジに言われたことについて考えていた

最高戦力が…ねぇ

はっきり言って、個人個人であれば負ける気はしない。

だが、もしまとめてこられれば、私でも勝てない

「まぁ、"まとめて"は無いだろうけど」

捕まりたくはないかな。



対抗策を考えないとな…

となると、やっぱり海軍の動き知りたいしなぁ…

んー…

ま、今度考えよっと!



ガチャ

後からドアの開く音がした

「あれ、サンジ?」

「スイちゃん。そっか、船番か」

「そだよー。サンジは?ご飯にはまだ早いでしょ?」

だってまだ1時頃だよ?

「考え事。」

「そっか。相談乗ろうか?」

「いや、大丈夫。ところで、スイちゃんも何か悩んでるように見えたけど、気の所為?」

「気の所為だと思うよ?」

コソッとサンジに意識を集中させ、心を読んだ

本当は、しない方がいいんだけど…

!!!

そっか…サンジは…

「サンジは大変だね。」

「?何が?」

「みんなのご飯作ったり…戦ったり…悩み事があったり…」

「大変って事は無いよ?まぁ…ルフィには悩まされるけどな…」

「はは、確かに。」

「あれ、スイちゃんココア飲んだの?」

「うん。ダメだった?」
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