第7章 服?そんなの考えた事ないや
「いや、そんな悪いよ…」
「いいのよ!さ!行きましょ!」
ナミとロビンにグイグイと押され、甲板に押し出された
「ちょ、ま…」
「あんた達ー!集合ー!」
「恥ずかしいから!」
「恥ずかしがらなくても大丈夫よ。似合ってるもの。」
「いや、そういう問題じゃなくて…」
少しすると、ぞろぞろとみんなが甲板に集まってきた
恥ずかしい…
「なんだー?ナミ。」
ルフィがナミに聞いた
「みんな、スイのこの服!似合ってるわよね?」
「もっちろん!!とーっても似合ってるよ!スイちゃん!」
サンジがとてつもない早さで褒めてくれた
「いや、そんな訳がな…」
「うん、似合ってるぞ!スイ」
ルフィに褒められた
「そうだぞ!似合ってる!!」
チョッパーも褒める
「なんで俺を呼ばなかったんだよ!」
なぜかウソップが呼ばれなかったことを怒る
「スーパー似合ってるぜ!!((グッ」
フランキーがとても大きな声で褒めてくれる
「ヨホホホホ、似合ってますよ、スイさん。あ、でもパンツが見れな…「見なくてよろしい。」」
ブルックは少しふざけながらも褒めてくれる
…みんな褒めてくれるって…
「お世辞?」
「「「違う!」」」
全力で否定されました
「ゾロ!」
ルフィがゾロを呼ぶ
「スイ、似合ってるよな!」
ゾロにルフィが聞いた
「悪くねぇんじゃねーか。」
ゾロが軽く褒めてくれた…?
「何だその言い方は!スイちゃん、とっても似合ってるじゃねーか!!」
サンジがゾロに突っかかる
「あ?何だよクソコック」
「スイちゃんの可愛さがわからねーのかクソマリモ。」
いや、可愛いわけがないんだけども。
「いや、似合ってないと思うんだけど」
「「「そんな訳ない!」」」
またもや否定されました
「スイちゃん、この世のレディーに似合わない服なんてないんだよ?」
いや、サンジ
この世のレディーの私には似合わない服なんです。
「だから、似合わない…ムグッ」
…ルフィは何回私の口を塞ぐの。
「それ言うのも禁止な!」
「うぅー」
「禁止。」
ルフィが少し口を抑える力を強めた
…仕方ない…か。
「ふんっふ」
「ほんとだな?」
「ん。」