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ONE PIECE〜巫女の秘密〜

第6章 ゾロとの手合わせ(恐怖。)



「「………………」」

沈黙が続いた

気まずい…

「おい」

「なに?」

「お前…人を……」

ゾロは口を閉じた

ー殺した事があるだろう?

ゾロが心の中で思ったこと
口に出してはいけないと思ったのだろう

「…あるよ。」

「!!人の心を…」

ゾロはとても驚いていた

「で、なに。私が…「おっまたせー!!スイちゃん!」」

「!サンジ!」

タイミングが良いのか悪いのか…サンジがアップルティーを持ってきてくれた

一口アップルティーを飲む

「!美味しい!」

「よかった!」

「ありがとう、サンジ」

「どういたしまして!」

サンジは…話聞いてたのかな…
まぁ…内容はわからないだろうけど…

「あ…私、ルフィが心配だから、チョッパーの所に行ってくる…」

私は医療室へ向かった






ゾロside

俺が、スイと戦った時に感じた違和感

こいつ、まず本気で戦ってねぇな…
それに………
こいつの殺気はどこか違う

まるで…人を殺す時のようなそれだ
ある意味覚悟を決めた…そんな感じの殺気
殺人犯なんかとは違う…重い殺気

俺は聞いてみようと思った
何故かはわからないが、気になった

「おい」

「なに?」

「お前…人を…」

聞こうとして俺は口を閉じた

流石に、人を殺したかなんて聞けねぇか…

「…あるよ。」

本当なら聞こえるはずのない答え

まさか

「!!人の心を…」

そうだ、こいつは人の心を読めるんだ

俺に向けられたのはとても冷たく、殺伐とした目線

これだ、俺がさっき感じた違和感…

人を殺すような殺気なのに、覚悟も決めたような殺気なのに…なぜ、そんなに悲しそうな顔をする?

俺にはそれがわからなかった

「で、なに。私が…「おっまたせー!!スイちゃん!!」」

「!サンジ!」

タイミング良すぎだろ…

クソコックは俺を軽く睨んできた

……めんどくせぇ事になりそうだ

スイはあいつが持ってきた飲み物を飲んだ

「!美味しい!」

「よかった!」

「ありがとう、サンジ」

「どういたしまして!」

スイが一瞬黙り込んだ

「あ…私、ルフィが心配だから、チョッパーの所に行ってくる…」

そう言うとスイは走って医療室へと行ってしまった
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