第4章 グッドモーニング
とりあえず軽くキッチンの片付けをサンジとしているうちに、テーブルにはルフィ以外が揃っていた
「あれ、ルフィは?」
「まだ寝てるんじゃねーか?」
キッチン内で食器を拭きながらサンジと話していた
「あ、チョッパーが起こしに行った」
チョッパーがタタタッと走っていく姿が見えた
数分後……
チョッパーが半泣きで帰ってきた
「ええぇ?!何、何があった?!」
「ルフィに何されたんだ……」
サンジと私は驚く
次にブルックが立ち上がった
「お、ブルックが行く。」
数秒後
ブルックが泣きながら帰ってきた
「えー!!何、マジで何なの?!」
「ルフィ……何やったんだ?」
次に仕方ねぇなという声がしてゾロがゆっくりと歩いていく姿が見えた
「流石にゾロはやられないか。」
「流石にな。」
サンジは何だかんだ言ってゾロのことは認めてるんだ
数分後
ルフィがボロボロになって起きてきた
「いやいやいや、何があった?!」
「クソマリモもボロボロじゃねぇか!」
二人で驚く
……あえて聞かないでおこ…
「あんた達何してたの?」
ナミがゾロとルフィに聞いた
「……ルフィが」
ゾロが口を開いた
「ルフィが寝ぼけすぎて攻撃してきたから倍返しした。」
「ゾロが攻撃してきたから倍返しした」
うん。理由はわかった
「はは……二人共強いから…」
「俺も負けてねぇけどな」
サンジが横で呟いた
「はは。そだね。ご飯、食べよっか」
「そうしようか。」
私達は一旦、食器を置いてテーブルに座った
「いっただっきまーす!!」
ルフィがそういうと同時に全員食べ始める
「んー!!美味しい!!」
エッグベネディクト美味!!
「お口に合って何より。」
サンジは笑顔だ
わかるなー……自分の料理美味しいって言われる気持ち
めちゃくちゃ嬉しいもん
「サラダ、綺麗ね」
ロビンの言葉に少しドキッとする
綺麗だって!!綺麗って!!
やったー!!
「それ、スイちゃんが作ったんだよ。ドレッシングも。」
「へぇー、スイって料理できたのね!」
ナミが感心していた
「一応ね…」
「あら、謙遜しなくていいんじゃないかしら?」
「いや、そんな褒められるほどの腕前ではないから…」