第9章 ほんとの過去
銀「お前何歳だ?」
『…10』
「「「は?」」」
3人は声を合わせて言った
『え?』
銀「何があったんだ?」
『両親が殺されてすぐ、吉原に売られて、嫌になって死のうと思って…逃げてきた。』
銀「吉原?」
桂「あの、女とヤれるってい…ふごっ!」
銀さんがヅラさんを叩いた
銀「その歳で吉原…ってことは」
桂「ヤったのか?」
銀「ぶふぉ!!」
飲んでいたお茶を吹いた
『…コクッ』
私は小さく頷いた
高「……」
銀「まぁ、色々あっただろーけど、ここに入ればいいんじゃね?」
『いいんですか?』
松「いいんですよ。」
銀「先生!?いつから」
松「ずっと聞いてましたよ」
そうして、松陽先生の元で剣術を習い、体術も習った。
私はすぐ銀さんたちに並べるぐらい強くなれた。
だから、攘夷戦争にも参加した。
通り名は零。