第3章 本気
「そうだよね、俺のこと好きっていってたし」
「!!」
なんで・・・そういうこと・・・やばい、
顔が熱い・・・。
「付き合って、どう思った?」
「どうって・・・」
だんだん、降矢君が近づいてきた。
「まだ、好き?」
「なんで・・・そんなこと」
どんどん近く、近く、至近距離。
心臓の音が早くなる。
ヤバイ・・・
破裂しそう。
ガラッ!
そのとき、ドアが開いた。
私は、ビックリして降矢君から、離れた。
少し怪訝な顔をされたような気がしたが今はそれどころではない。
入ってきた人は
洸君だった。
「・・・何、やってんの?」
「べ、別に・・・」
どうしよう、降矢君の顔も、洸君の顔も
見れないー!