白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第16章 蝶を繫ぐ細い糸
「そう?なら良い。
おばさん居なくて大変そうだったから
心配してたんだけど
クロも大丈夫って言うし
平気なのかな?
じゃあ、おれ部活だから行くね
夜気が向いたら顔出す」
『え?!研磨…?!』
「え?なに?」
意地張らないで良いよ?
『ううん…なんにも…
ねぇ?そんなに、辛そう、なの?』
心配なんでしょ?
「声出ない位だからね
相当じゃない?
顔も真っ青だったし…
でも…寝てるしダイジョブでしょ…?」
心配していいよ?