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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第15章 華は蝶を欺き涙で地を濡らす


バカ。ビビリ過ぎだって。

繋いでない手で
メモをトントンと叩いて
新しい面を出し

"何にもしねぇ"
"動けねぇから"

スラスラと文字を書き
少し口の端を上げてみせる

『…大丈夫……?』

少しホッとした様に
身体の力を抜く

"お前は?"

『私の事なんかより自分の事
気にしないよ…バカ……
なにしてんの?』

なんか、じゃねぇよ。
お前だから心配なんだろ
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