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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第14章 華を揺らす蝶を排する潔い華


「…さわ…」

触るな!

っていつもなら怒鳴るのに
なんででしょうね…

「ありがとう御座います」

なんで御礼なんか。

『どういたしまして!』

ニコリと笑いかけて来た顔は

俺が見て来た
蝶とは違ってて…。

「あの…木兎さんは…
大丈夫ですから…
チョットだけ…良いですか…?」

手を伸ばしてた
布施さんの
白い手に。

小さい手は
柔らかくて暖かい……。
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