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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第12章 新たな華は眩しく誘う


「姫凪…
こらこら死ぬなァ…」

鉄朗が私の身体を抱き締めて
力なく笑う 

いっぱい愛されて
身体がもう言う事を利かない

『鉄朗が離して
くれないからじゃん』

ゴシゴシとオデコを胸に
擦り付けると

「しがみついたの誰だァ?」

からかう様に身体を離して
パクリと唇に噛み付いてくる

懐かしいやり取りに
口から溢れそうになる言葉

 
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