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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第12章 新たな華は眩しく誘う
二人共分かってる
これは覚める夢だって
だって、さっきからずっと
「なんてな…!
姫凪、電話!
鳴ってんぞ〜!」
起きろと目覚ましが
地を鳴らしてる
鉄朗の身体が
ユックリと離れていく
厚い胸板が
広い背中が遠ざかる
行かないで…
『鉄朗…!』
思わず背中に抱き着くと
「そんな事して…
止まらなくなんだろ…
せっかく離れたのに…バカ…!」
振り返った鉄朗に
ベットに縫い付けられる
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