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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第10章 華は散り蝶は翔び立つ


舌を絡ませ言葉を止めて

「俺はお前が好き〜
死ぬ程愛してる…
好き…大好き……」

愛の言葉を耳に落とす

もちろん本音。

俺はコイツだけが好き

『鉄朗…ズルい……
その顔…に弱いの知ってるクセに…』

「知ってるよ〜?
お前の事なら何でも…
…でも…聞かせてくんねぇ?」

『な、に?』

「俺なんか?なに?」

ニヤリと笑ってみせると

『!!!?』

思い出したように顔が
また真っ赤になる
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