• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第10章 華は散り蝶は翔び立つ


「そう言ってられるのも
今の内だったりして、ね?」

アンナは俺の寝癖を
軽く弄り
【削除しました】と
文字の出た画面を見せてくる

「は?なにがだよ」

一応もう一度フォルダを
確認する
自分の写った写真はないな。

「私、分かるの
きっと黒尾くんから
逢いたいって言って来ると
思うんだよねー……」

俺の手から携帯を取り上げて
怪しげな笑いを繰り返す
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp