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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第10章 華は散り蝶は翔び立つ
「研磨…テメェ…
ふざけてんの…?
二度と触れないように
へし折るぞ………」
研磨の腕を捻り上げる
もちろん本気で折る気はない
力も三分くらいなもん。
「離してよ、痛いな。
無理矢理はしてない
姫凪に聞けば分かるでしょ?
見てくれば?事実を、さ?」
顔色ひとつ変えず
笑いかけてくる
冷たくて軽い笑顔
「分かってますー…
さっさと行け…
今度なんかしたら…本気で折る」
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