白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第9章 堕ちゆく蝶
「へー?
信用してンのなァ?
ま、どうでもいいや[そんなの]」
鉄朗の声が低くなり
更に鋭くなる目付き
『クロ…行こう?
今は…ヤダ…合宿………』
【そんなの】じゃないよ
私には大事な研磨の言葉だよ
鉄朗のバカ。
信用なんか出来ない
「だから後で夜っ久んには
怒られるって言ってんだろ?
その前に………
たっぷり可愛がって
お前のココが誰のモノか
思い出させてやる
声立てんな?まだ昼間だから…」
だって私も
鉄朗に信用されてない…。