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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第8章 その華の毒に蝶は甘く酔う


「そっか…眠くなるまで
電話しとく……?」

アクビを噛み殺して言うと

〈…眠いくせに…(笑)
…もう大丈夫。
研磨の声を聞きたかったの
チョットだけ、ね
聞いて欲しかった…
最近愚痴ばっかだね…ごめんね…〉

姫凪が少し掠れた声で応える

「姫凪…チョット待ってて…
電話切らないでね?」

ベットから飛び起きて
姫凪の家まで走る
夏の夜は蒸し暑くて
嫌いな汗が額から流れる
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