白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第8章 その華の毒に蝶は甘く酔う
「黒尾くんと別れたって??なんで?
黒尾くんに浮気でもされた?」
ピリ…。
姫凪を包む空気が変わる
「姫凪、行こ?」
『ん…うん……』
「待てって!
黒尾くんと別れたなら
いーよな?俺がお前を口説いても」
は?おれは無視なわけ?
繋がってる手、見えないのかな?
『私は…今……研磨…と…
つきあ…』
「だーから!
それ関係無ぇっしょ?
だって知ってて言ってるし!
孤爪と付き合ってても
黒尾くんに抱かれてるンだろ?
なら、俺も良くね?」