• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第8章 その華の毒に蝶は甘く酔う


『ふふ…どうしたの?
…甘えたくなった…?』

啄むキスにクスクス笑いながら
軽いキスを返してくる

「うん…今日は甘えたい…」

姫凪の身体は
甘い匂いがして
暖かくて心が落ち着いてくる

うん。大丈夫。
おれの。姫凪は
おれの。

誰にも渡さない。

『じゃあ今日も
研磨の家に泊まっていくよ
手繋いで寝よう?
安心して良いよ、側にいるから』

おれの頭を撫でる姫凪に
頷いて保健室を出た
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp