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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第8章 その華の毒に蝶は甘く酔う
『ふふ…どうしたの?
…甘えたくなった…?』
啄むキスにクスクス笑いながら
軽いキスを返してくる
「うん…今日は甘えたい…」
姫凪の身体は
甘い匂いがして
暖かくて心が落ち着いてくる
うん。大丈夫。
おれの。姫凪は
おれの。
誰にも渡さない。
『じゃあ今日も
研磨の家に泊まっていくよ
手繋いで寝よう?
安心して良いよ、側にいるから』
おれの頭を撫でる姫凪に
頷いて保健室を出た
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