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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第7章 蝶との初舞


『はぁい!鉄朗、暖かいね』

「おー。
なァ?ずっと護ってやるから
隣に居ろよ?
お前の指定席にしとく……

なんてなァ!ほら!行くぞー!」

『ちょ、鉄朗!走っちゃ嫌!
まだフラフラ!転けちゃう!』

「転けても抱き留めるって!
ほら、ついてこーい!」

雪のちらつく夜の道を
ポカポカする手を握って走った

止まっては抱き寄せて
何度も何度もキスをした

この温もりを
護るのに必死だった
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