白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第35章 咲き誇る華に蝶は優しく舞い降りる
「おま…」
『そ、そうだ
救急車…研磨にも電話…』
救急車?!その上、研磨だと!?
って事は木兎も付いてくんじゃね!?
「チョイチョイチョーイッ!
救急車も研磨も木兎も
呼ぶんじゃねぇっつの!
お邪魔虫にしかなんねぇから!」
『クロ…?』
しまった…
『起きて…た?』
「いやァ…さっき…」
『クロの寝起き
こんな良くないでしょ…
てゆっか…怪我は?
もしかして…勘違い…?』
「うっ…」
これは、最悪だ
バレ方も状況も
ロクでもねぇ