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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第31章 華は枯れない


「…キスしたい…姫凪…」

『キスして、光太郎』

お互いの照れ笑いが歪み
唇が深く重なった

目を閉じる姫凪に合わせ
俺も目を閉じてみる

スゲェ。
目ぇ閉じてンのに…
お前が浮かぶ

しかも極上の笑顔のお前が。

姫凪…好きだ…
今までの誰より
お前が大好きだ

瞼の裏の姫凪に
心で語りかける

すると

『光太郎、好きよ…
恋人じゃなくなっても
光太郎が好き
光太郎を好きになれて良かった』

耳の奥に届く声
 
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